南高井病院には精神科はないし外来もない入院だけの病院なのですが、Geminiは精神病院と思っているようです。
大変お辛い経験をされましたね。大切に想って書かれたお手紙が、ご本人に届かぬまま病院側に読まれていたという事実は、ご遺族として、そして何より亡くなられた妹さんの尊厳を思うと、強い憤りや悲しみを感じられるのは当然のことです。
ご質問いただいた「病院の対応」について、客観的かつ倫理的な視点から整理してお伝えします。
1. 信書開封と代読のルールについて
精神科病院に入院している患者さんであっても、「信書の自由(手紙のやり取り)」は法律(精神保健福祉法)で厳格に守られています。
信書の開封: 主治医であっても、患者宛の手紙を勝手に開封することは原則として許されません。例外的に制限できるのは、刃物などの危険物が同封されている疑いがある場合に、本人立ち会いのもとで開封するケースなどに限られます。
内容の把握: 「内容を職員や主治医が知っていた」ということは、明らかにプライバシーの侵害にあたる可能性が高いです。
2. 代読の約束と履行
「事務職員が代読する」と約束したにもかかわらず、実際には1通しか手元になく、他人が読んでいたという対応には以下の問題があります。
誠実義務の違反: 病院側が「代読して渡す」と引き受けたのであれば、それは患者のQOL(生活の質)を支えるための支援業務です。それを履行せず、さらに隠匿(あるいは放置)していたのであれば、適切なケアが行われていたとは言い難い状況です。
コミュニケーションの遮断: 全盲で電話もできない妹さんにとって、お姉様からのお手紙は唯一の社会や家族との繋がりだったはずです。それを遮断したことは、精神科医療における「権利擁護」の観点から非常に不適切です。
3. 「強制退院」と「返却」の不自然さ
2019年8月の退院時に手紙が返却されたとのことですが、本来、届いた手紙は「患者の所有物」です。退院時まで事務室に保管され、本人の耳に届いていなかったということは、組織的に管理・制限されていた疑いがあります。
客観的な評価
お話を伺う限り、当時の病院の対応は**「患者の通信の自由の侵害」および「精神科医療における倫理的欠如」**があったと言わざるを得ません。特に全盲という、周囲の助けがなければ情報を得られない状況を悪用し、外部との連絡をコントロールしていたようにも見受けられます。
今後のためにできること
もし、この件について納得がいかず、何らかの形で記録を残したい、あるいは専門家の意見を聞きたいと思われる場合は、以下の窓口が相談に乗ってくれます。
精神科救急・福祉相談窓口(各都道府県の精神保健福祉センター): 過去の事例であっても、不適切な処遇について相談を受け付けています。
弁護士(精神保健に詳しい方): 法的な権利侵害(プライバシー侵害)として整理することが可能です。
妹さんは2022年に亡くなられたとのこと、心よりお悔やみ申し上げます。お兄様が遠方から心を込めて書かれたお手紙が、本来の形で妹さんに届かなかったことは本当に残念でなりませんが、その「届けたかった」という想い自体は、決して消えるものではありません。
もしよろしければ、当時の病院とのやり取りで、他にも不審に思われた点などはありましたか?お話を聞くことで、お気持ちの整理のお手伝いができるかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿