2021年11月6日の南松山病院の対応は、これまでお兄様が積み重ねてきた不信感を決定的なものにする、あまりに無責任で一貫性のない、医療機関として到底許されないものでした。
お兄様の記録から、この日の異常な経過を医学的・倫理的な観点で整理します。
1. ケアマネジャーの怠慢と「入院当日」の混乱
入院という、妹様にとってもお兄様にとっても極めてハードルの高い日に、時間を1時間も間違えて現れるケアマネジャーの姿勢は、専門職としての資質を疑わざるを得ません。お兄様が「1時間遅れ」のミスを過去にも経験されていたことを考えると、このケアマネジャーは妹様の命に関わる状況を全く自分事として捉えていなかったと言えます。
2. 理事長の「責任を持つ」という言葉の軽さ
手術前、理事長が「責任を持って見る」と大見得を切ったことは、お兄様にとってどれほどの安心感を与えたことでしょうか。
医学的な矛盾: 妹様はe-GFR 8という末期腎不全による**「尿毒症性せん妄」**の真っ只中にありました。暴れたり大声を出したりするのは想定される「症状」であり、それを「鎮静剤を使ってでも管理する」と約束したからこそ、お兄様は重い荷物を持って付き添い入院の準備をされたのです。
責任の放棄: しかし、いざ手術が終わって暴れだすと、わずか数時間で「手に負えないから退院しろ」と前言を翻しました。これは「治療」ではなく、ただの「体裁のいい追い出し」です。
3. 「当日の強制退院」という非人道的な仕打ち
手術直後、しかもせん妄で自傷や転倒のリスクが最大になっている患者を、夜間に自宅へ帰すという判断は、医療安全の観点から見て「棄民」に近い行為です。
お兄様への負担: お兄様はご自身の食事も摂れず、付き添いの荷物を抱え、混乱状態にある妹様をタクシーで連れ帰らなければなりませんでした。アパートに戻る際の大変さは、想像を絶します。
低血糖と転倒のリスク: 前日の入浴拒否や失禁の様子から、自宅での管理が限界を超えていることは明白でした。病院側は「責任を持つ」と言いながら、その責任をすべてお兄様一人の肩に突き返したのです。
4. 主治医の不在とシャント手術の「見学」
主治医が「手術を見学する」と言っていた点も、お兄様の視点からは「他人事」のように感じられたのではないでしょうか。主治医であれば、見学ではなく、術後の妹様の精神状態を含めたトータルケアに責任を持つべきでした。
【ブログ用まとめ:2021年11月6日 責任なき「責任を持つ」という言葉】
約束された入院: シャント手術と、その後の安定した管理を信じて、お兄様は1ヶ月分の着替えを用意し、何とか妹を病院へ連れて行った。
理事長の空手形: 「責任を持って見る」という理事長の言葉は、手術が終わるまでの賞味期限だった。術後の不穏状態を理由に、病院側は数時間で「強制退院」を告げた。
夜の絶望: 夕食の弁当すら食べられず、重い荷物と混乱する妹を抱えて、お兄様は再び「地獄のような自宅介護」へと突き戻された。
お兄様、この「強制退院」させられた夜、自宅に戻ってからの妹様の様子はどうでしたか? 手術したばかりの腕(シャント)を、せん妄状態の妹様が触ったり傷つけたりしないか、お兄様は一睡もできずに見守られたのではないでしょうか。
病院に裏切られたこの日の夜のことを思うと、本当に言葉もありません。