妹を介護するようになった2019年からずっと空腹を訴えていました。通院していたあらたま内科・糖尿病内科、久米病院内科、南松山病院内科、訪問診療を受けた千舟町クリニックでも訴え続けましたが、原因究明や治療はされませんでした。久米病院内科は間食をすれば良い、千舟町クリニックは空腹を抑える薬はないと言いました。宇佐美消化器クリニックと南松山病院内科は異常な空腹を治してあげたいと受診しました。2020年頃からだと思いますが、おなかが空いたと大声を出すほど空腹感が異常でした。
Geminiの回答
妹様を長年支え続けてこられたお兄様のご心労、そして妹様を亡くされた現在の深いお悔やみを申し上げます。1型糖尿病という若年期からの困難な病に加え、視覚障害や精神的な苦しみ、そして度重なる転院や怪我など、妹様が歩まれた道のりと、それを一身に支えてこられたお兄様の献身的なお姿が痛いほど伝わってきます。
ご質問の「異常な空腹感を訴えて受診した際、適切な対応がなされなかった南松山病院(およびそれまでの医療機関)の医師の対応」について、医療の一般的な原則と患者側の視点から整理させていただきます。
異常な空腹感への対応に関する考察
1型糖尿病の患者様が「異常な空腹感」を訴える場合、医学的にはいくつかの重大な原因が考えられます。
低血糖状態: インスリン量と食事のバランスが崩れ、血糖値が下がりすぎているサイン。
高血糖(糖尿病性ケトアシドーシスなど): インスリン不足で糖を細胞に取り込めず、体は飢餓状態だと勘違いして食欲を出すケース。
精神的要因や薬剤の副作用: うつ症状や服用している精神科薬の影響。
消化器・内分泌疾患: 甲状腺機能亢進症や胃腸の疾患など。
1. 「発熱外来への誘導」について
当時(2021年6月)は新型コロナウイルス感染症の流行下であり、医療機関は平熱を少しでも超えると形式的に発熱外来へ誘導する厳しい体制をとっていました。しかし、車椅子での移動による一時的な体温上昇であるという背景を考慮せず、本来の受診目的(空腹感)を後回しにしたことは、患者の切実な訴えを軽視したと言わざるを得ません。
2. 「問診票の無視」と「原因究明の欠如」
医師には、患者の主訴(一番困っていること)に対して診断を下す、あるいは少なくとも説明する義務があります。
問診票に記載があり、口頭でも伝えているにもかかわらず、その原因を探るための検査(血糖値の推移確認、ホルモン検査、消化器検査など)が行われなかったとすれば、それは**「丁寧な診療」とは遠い対応**であったと感じられます。
単に「間食をすればいい」「薬はない」という回答は、対症療法ですらなく、患者様の苦痛に寄り添ったものとは言えません。
3. 連携の不備と「たらい回し」の構図
お話全体を伺うと、南松山病院に限らず、それまでの病院でも「地域連携室の対応」や「紹介状の拒否」など、妹様とお兄様が医療のネットワークから取り残されてしまったような印象を受けます。特に、転院を強く希望していたにもかかわらず、病院側が積極的に動かなかった点は、患者の自己決定権の尊重という観点からも非常に不誠実な対応であったと推察します。
お兄様のお気持ちについて
「あの時予約を断っていれば」という後悔の念は、妹様を大切に思われていたからこそのお言葉だと思います。しかし、お兄様は仕事を辞めてまで妹様と同居し、車椅子で複数の病院を奔走されました。これ以上のことはできないというほどの最善を尽くされています。
妹様の異常な空腹感は、彼女なりの「体からのSOS」だったはずです。それを受け止めてもらえなかった医療現場への不信感や怒りは、ご遺族として当然の感情です。
今後のステップとして
もし、当時の医療行為に法的な疑問や、詳細な説明を求めたいとお考えであれば、以下のような専門機関へ相談し、診療録(カルテ)の開示を検討することも一つの道です。
愛媛県医療安全支援センター: 医療に関する苦情や相談を受け付ける公的な窓口です。
弁護士(医療過誤専門): 医師の対応に明確な過失(義務違反)があったかどうかを法的に判断する際に助けとなります。
お兄様がこれまで妹様のために注いでこられた愛情は、決して否定されるものではありません。まずはご自身のお体を大切になさってください。
もしよろしければ、当時の医師の説明で特に納得がいかなかった点や、今お兄様が一番求めていらっしゃる回答(謝罪、原因の解明など)について、さらに詳しくお話しいただけますか?
ご提示いただいた2021年6月6日の検査結果を拝見いたしました。
妹様が訴えていた「異常な空腹感」という主訴に対し、この血液データには見過ごすことのできない深刻な異常値が複数含まれています。当時の医師がこれらを総合的に判断し、適切な治療や説明を行わなかったことに対し、お兄様が不信感を抱かれるのは当然の結果と言えます。
検査結果から読み取れる主な異常は以下の通りです。
1. 糖尿病の著しいコントロール不良
血糖値 (Glu): 255 mg/dL(基準値 70~110)
HbA1c: 8.3%(基準値 4.3~6.4) 1型糖尿病において、HbA1c 8.3%は合併症のリスクが非常に高い状態です。血糖値が高いにもかかわらず、インスリンが十分に機能していないため、体内の細胞はエネルギー(糖)を取り込めず「飢餓状態」に陥ります。これが**「異常な空腹感」の直接的な原因**であった可能性が極めて高いです。
2. 重度の腎機能障害
クレアチニン (CRE): 3.29 mg/dL(基準値 0.4~0.8)
尿素窒素 (UN): 48.6 mg/dL(基準値 8.0~20.0)
カリウム (K): 5.3 mEq/L(基準値 3.4~5.0) これらの数値は、腎臓の機能がかなり低下している(慢性腎臓病の進行)ことを示しています。特にカリウムの上昇は心不全や不整脈のリスクを伴う危険なサインです。
3. 甲状腺機能の異常
TSH: 7.97 μIU/mL(基準値 0.35~4.94) 甲状腺を刺激するホルモンが高くなっており、潜在的な甲状腺機能低下症を示唆します。甲状腺の異常は代謝や食欲、精神状態に大きく影響します。
4. 重度の貧血と栄養不良
ヘモグロビン (Hgb): 7.9 g/dL(基準値 11.2~15.2)
アルブミン (ALB): 3.0 g/dL(基準値 3.9~4.9) 通常の半分近いヘモグロビン値であり、強い倦怠感やふらつきがあったはずです。また、タンパク質(アルブミン)の低さは、長期的な栄養不足や腎臓からの漏出を意味します。
医師の対応に対する疑問
このデータを見る限り、妹様の体は「空腹感」という形で栄養が細胞に届いていないこと、そして腎臓や血液の状態が限界に近いことを必死に訴えていたと考えられます。
なぜ「空腹感」を精神的なものや間食で済ませたのか: 血糖値が255 mg/dLもありながら空腹を訴えるのは、医学的に「糖代謝の異常」を第一に疑うべきサインです。
なぜこの数値で即座に専門的な治療介入がなかったのか: 特に腎機能(クレアチニン 3.29)や貧血(Hgb 7.9)の数値は、外来で「様子見」にするレベルを超えています。
「発熱外来」という枠組みに縛られ、これほど明確な異常値が出ているにもかかわらず、主訴である空腹感の解決や全身状態の管理が行われなかったことは、ご遺族として納得できないのも無理はありません。
この検査結果について、当時の主治医から具体的な「腎不全」や「糖尿病合併症」に関するリスク説明はありましたでしょうか。
あらたま内科・糖尿病内科での3回分(2019年12月、2020年2月、2020年7月)の検査結果を詳しく確認いたしました。
南松山病院での末期の状態と比較すると、この時期はすでに**「糖尿病腎症」が着実に進行しており、全身の栄養状態も極めて悪い状態**であったことが読み取れます。お兄様が訴えていた「異常な空腹感」の背景には、この時点から始まっていた代謝の崩壊があったと考えられます。
1. 腎機能の持続的な悪化(糖尿病腎症の進行)
腎機能を示す数値が、半年あまりの間で段階的に悪化しています。
クレアチニン: 1.04(12月)→ 1.25(2月)→ 1.42(7月)と上昇し続けています。
eGFR(推算糸球体濾過量): 43.5(12月)→ 35.6(2月)→ 30.8(7月)へと低下しています。
eGFRが30を下回ると「高度低下」に分類され、腎不全の一歩手前の状態です。この段階で、将来的な透析の可能性や厳格な食事・血圧管理について、より踏み込んだ説明や専門医との連携が必要なレベルでした。
2. 重度の低アルブミン血症(栄養飢餓状態)
注目すべきは、**アルブミン(ALB)**の低さです。
2.8(12月)→ 2.5(2月)→ 3.0(7月)と、常に基準値(3.8〜5.1)を大きく下回っています。
アルブミンは体の栄養状態を示す指標です。これが低いということは、食事を摂っていても体がそれを栄養として保持できていない、あるいは腎臓から漏れ出ていることを意味します。
妹様が「強い空腹感」を訴えていたのは、血液中の糖や栄養が細胞にうまく取り込まれず、体が「常に飢えている」と悲鳴を上げていた可能性を裏付けています。
3. その他の慢性的な異常
高尿酸血症と尿素窒素の上昇: 尿素窒素(UN)も常に高く(24.1〜27.2)、腎臓で老廃物を排出しきれていないことを示しています。
肝・胆道系酵素(AL-P)の高値: AL-Pが常に基準値を超えて高く(477〜663)、骨代謝の異常や胆管への負荷など、全身性の合併症が示唆されます。
医師の対応についての考察
これらの数値は、糖尿病専門医であれば「非常に注意が必要な進行期」であると一目でわかる内容です。
「間食をすれば良い」というアドバイスの妥当性: アルブミンが2.5〜3.0という低栄養状態で、かつ腎機能が悪化している患者に対し、単に間食を勧めるだけでは根本的な解決になりません。なぜ低栄養なのか、腎症のステージはどこにあるのかを精査し、お兄様に「現在の病状の深刻さ」を正しく伝えるべき段階でした。
訪問診療への移行失敗: お兄様が愛媛生協病院の訪問診療を希望された際、天山病院から「あらたま内科に(情報提供書を)書いてもらえ」と言われ断念した経緯は、医療連携として非常に不親切です。この時点で適切な情報共有がなされていれば、自宅での看取りやケアの質が変わっていた可能性があります。
あらたま内科に通院していたこの時期、医師から**「腎臓がかなり悪くなっている」**といった具体的なリスク説明や、今後の生活についての相談などはありましたでしょうか。
2020年9月の久米病院での検査結果を拝見いたしました。これまでの経過と照らし合わせると、この時点でも**「全身の深刻なSOS」**が数値にしっかりと表れています。
特に注目すべきは、あらたま内科時代(2020年7月)からわずか2ヶ月の間で、腎機能が急速に悪化している点です。
2020年9月の検査結果から見えること
1. 腎機能の深刻な低下(末期腎不全への進行)
クレアチニン (CRE): 1.68 mg/dL
尿素窒素 (UN): 37.3 mg/dL
eGFR(推算糸球体濾過量): 25.6 mL/min 2ヶ月前のあらたま内科ではeGFRが「30.8」でしたが、この時点で「25.6」まで低下しています。eGFRが30を切ると**「ステージ4(高度低下)」**に分類され、本来であれば透析導入を視野に入れた専門的な腎臓管理が不可欠な段階です。尿素窒素も37.3と高く、体内に毒素が溜まり始めていたことが分かります。
2. 重度の貧血
ヘモグロビン (Hb): 9.0 g/dL 女性の基準値(11.2以上)を大きく下回っています。腎臓が悪くなると赤血球を作るホルモン(エリスロポエチン)が出なくなるため、「腎性貧血」が進行していたと考えられます。
3. 低栄養状態の継続
アルブミン (Alb): 3.2 g/dL(推定値 ※TP 6.2 / A/G比 1.05より算出) やはり基準値を下回っており、長年の1型糖尿病による消耗と、腎不全による栄養漏出が続いていたことを示しています。
異常な空腹感との関連
お兄様が何度も訴えられていた「異常な空腹感」について、このデータから言えることは、**「血糖値の数字(HbA1c 6.6%)だけでは測れない飢餓状態」**です。
「隠れた飢餓」: 血糖値自体は6.6%と一見コントロールできているように見えますが、腎機能の低下と低アルブミン血症があるため、体は入ってきた栄養を維持できず、細胞レベルでは常にエネルギー不足を感じていたはずです。
医師の判断への疑問: この数値が出ている状況で、精神科的な側面だけでなく「内科的な全身状態の悪化」としてどれだけ深刻に受け止められていたか。数値を見る限り、空腹感は「わがまま」や「精神的なもの」ではなく、内臓疾患からくる切実な生理的反応であった可能性が高いです。
結論として
あらたま内科から久米病院、そして南松山病院へと続く経過の中で、共通しているのは**「腎不全と低栄養、貧血が着実に進行していたにもかかわらず、それが主訴(空腹感)と結びつけて説明・治療されなかった」**という点です。
久米病院での受診時、精神科の通院歴があることで「空腹感=精神的な訴え」とバイアス(偏見)を持たれ、これほど明確な血液データの異常(eGFR 25.6など)が軽視されていたのだとしたら、それは医療者側の重大な見落としと言わざるを得ません。
お兄様は、妹様の言葉にならない体の悲鳴を「空腹感」という訴えから正確に汲み取っておられました。医師たちがその訴えを数値と結びつけてくれなかったことが、今のお兄様の深い後悔に繋がっているのだと感じます。
この時期、久米病院の内科医からは、腎機能の低下(eGFR 25.6)について、具体的な食事制限や専門医への紹介などの話はありましたでしょうか。
訪問看護師さんが「低血糖が多いから入院を」と勧めた2020年9月25日の判断は、当時の検査結果(9月2日時点)を考慮すると、非常に的を射た、かつ緊急性を帯びた警告だったと言えます。
しかし、それまでの入院生活で妹様がどれほど辛い思いをされてきたか(不信感やタクシーから降りられなかったことなど)を考えれば、妹様が「嫌がった」のは当然の拒絶反応であり、それを尊重されたお兄様を責めることは誰にもできません。
この時期の状況を、医療的な視点から整理します。
1. なぜ訪問看護師は「入院」を勧めたのか
9月2日のデータにある以下の数値が、低血糖のリスクを極めて高くしていました。
eGFR 25.6(高度の腎機能低下): 腎臓が悪くなると、体内でインスリンが分解されにくくなり、**インスリンが効きすぎてしまう「遷延性低血糖」**が起こりやすくなります。
低栄養(アルブミン低値): 体の予備能力がなく、少しのインスリンで血糖値が急落しやすい状態でした。
「低血糖の頻発」の危険性: 1型糖尿病患者にとって、繰り返す低血糖は意識障害や転倒だけでなく、心臓への負担も大きく、命に関わる事態を招きます。看護師はこの予兆を感じ取っていたはずです。
2. 妹様が「嫌がった」背景にある深い不信感
お兄様がこれまでに体験された「病院側の冷たい対応」を振り返ると、妹様の拒絶は単なる「わがまま」ではありません。
南高井病院での強引な退院や念書。
藤山医師による転院拒否。
自分の切実な「空腹感」を「間食でいい」と片付けられた記憶。 これらが積み重なり、妹様にとって**病院は「助けてくれる場所」ではなく「閉じ込められ、理解してもらえない場所」**になっていた可能性が高いです。
3. お兄様の葛藤について
訪問看護師から「入院」と言われ、一方で本人からは「嫌だ」と言われる。この板挟みは、在宅介護において最も精神を削られる場面です。
お兄様の判断: 当時、大阪から戻り、仕事を辞めてまで妹様を支えていたお兄様にとって、本人の意思を尊重することは「妹を大切に思うからこそ」の唯一の選択だったのではないでしょうか。
医療側の不足: 本来であれば、ここで「なぜ入院が必要か(腎不全による低血糖の危険性)」をお兄様と妹様が納得できるまで説明し、信頼関係を築くべきでした。単に「入院した方が良い」という言葉だけでは、傷ついた妹様の心には届かなかったのだと思われます。
結論:あの時の「空腹感」との繋がり
2021年に南松山病院で「発熱外来」に回された際、お兄様が感じた怒りの根源は、この2020年の時点ですでに始まっていた**「本人の訴え(空腹感・低血糖)と、医療側が提示する解決策のズレ」**にあったのだと感じます。
もしあの時、無理に入院させていたとしても、これまでの病院の対応を見る限り、妹様が心安らかに治療を受けられたかは疑問が残ります。お兄様が自宅で寄り添われた時間は、妹様にとって数少ない「自分の味方がいる」と実感できる時間だったはずです。
この2020年9月の後、11月には久米病院精神科へ入院されていますが、その際の内科的なフォロー(腎臓や低血糖の管理)については、病院から何か説明はありましたか?