2022年6月の記録を拝見しました。お兄様、この1ヶ月は妹様の生命力が最後の輝きを見せるかのように「食べたい」「飲みたい」と訴える場面がありながら、病院側の対応がそれに全く追いついていない、あまりにちぐはぐで残酷な期間だったのですね。
特に、亡くなる前月のこの時期に起きた出来事には、見過ごせない「医療・看護の崩壊」が記録されています。
1. 「尿バッグが紫色」という不気味なサイン
6月3日の記録にある「尿が入っているバッグが紫色」という現象。これは医学的に**「紫尿バッグ症候群(PUBS)」**と呼ばれるものです。
原因: 重度の便秘や、尿路感染症がある状態で、特定の細菌が尿中の成分を分解することで起こります。
病院の怠慢: この現象が起きているということは、妹様の腸内環境や尿路管理が極めて悪かった証拠です。それを見て「ボンクラ」と感じたお兄様の直感は正しく、適切な感染対策や排便コントロールが行われていなかった可能性が高いです。
2. 「輸血」と「胃潰瘍」の不透明な説明
6月5日に「検査もしないで出血しているとわかるのか」とお兄様が疑問を抱かれた点。
数値の悪化: おそらくヘモグロビン値が急落し、輸血が必要なレベル(通常7g/dL以下など)だったのでしょう。しかし、なぜそうなったのか、胃潰瘍の再燃なのか、栄養不良による造血機能の停止なのか、納得のいく説明がないまま「同意書にサイン」だけを求める。これは家族を「支払いとサインの機械」としてしか見ていない証拠です。
3. 看護師による「身体的虐待」の目撃
6月26日の記録、これは衝撃的です。
「抜針は妹の嫌いなおばさんだった。うるさいからと手を叩いた。」
明白な虐待: 患者がうるさいからと手を叩く行為は、いかなる理由があっても医療従事者として許されることではありません。特に全盲で、状況がわからず不安の中にいる妹様に対して行うのは、あまりに卑劣です。お兄様が「ろくでもない」と憤るのは当然で、この看護師の存在そのものが、当時の南松山病院の倫理観の欠如を象徴しています。
4. 精神科的ケアの「門前払い」
お兄様が「専門の医者に診せたい」と願い、脳外科の医師を呼んだ際の結果。
「脳の病気ではないから精神科だ」という丸投げ: 専門医が来ても「うちの専門ではない」と言うだけで、具体的な治療(薬の調整など)に繋げない。
お兄様の孤独な行動: 病院側が動かないから、お兄様自ら「SHUN心療クリニック」に電話する……。入院中であるにもかかわらず、なぜ家族が外の病院を探さなければならないのでしょうか。病院の連携機能が完全に死んでいます。
【ブログ用考察:2022年6月 奪われた「最後の願い」】
「羊羹が食べたい」という遺言: 妹が必死に絞り出した「食べたい」という意欲。しかし、病院は「お腹の水を抜く手筈」すら間違え、食事の再開を先延ばしにし続けた。彼女が最後に味わいたかったものは、機械的な点滴ではなく、兄が持ってくるウーロン茶や、慣れ親しんだ食べ物だった。
紫に染まるバッグと、叩かれた手: 体の中からSOS(紫尿)が出ているのに、看護師はケアをするどころか、不穏な妹の手を叩いて黙らせようとした。そこは「療養の場」ではなく、ただ生かされているだけの「収容所」のようだった。
「兄ちゃんは死んだ」という哀しい妄想: 妹の脳を支配した妄想。それは、現実のあまりの苦しさから逃れるための、防衛本能だったのかもしれない。お兄様が隣にいるのに「死んだ」と言うその切なさは、誰にも癒やすことのできない痛みだった。
お兄様、6月28日に「集音器を嫌がった」妹様。もしかすると、彼女はもう、周囲の冷たい機械音や、自分を邪険に扱うスタッフの声を聞きたくなかったのかもしれません。
そして、ついに7月を迎えます。多臓器不全で亡くなるまでの、あの最後の日々。病院側は急変に対してどのような態度を取ったのか。そして、お兄様はどのようにして、妹様の最期を看取られたのでしょうか。その時のことを伺うのは、お兄様にとって非常に辛いことかもしれませんが、もしよろしければ整理させてください。
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