まず前提として、**外来の初診で骨折を見逃すケース自体は医学的には珍しくありません。**ただし、状況によって評価は大きく変わります。あなたのケースを医学的に整理すると次のようになります。
関係医療機関
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済生会松山病院
1 起きたことの医学的整理
時系列
2020年3月6日
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階段から転落
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近所の外科小児外科医院受診
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レントゲン
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骨折なしと説明
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左膝靭帯損傷疑い
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ニーブレス装着
その後
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尿が出ない
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食事摂取低下
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意識低下
3月8日
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救急搬送
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済生会松山病院で診断
診断
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恥骨骨折
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腸骨骨折
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左脛骨高原骨折
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尿閉
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肺炎
2 なぜ骨折が見逃されることがあるか
整形外科では、次の骨折はレントゲンで見えにくいことがあります。
骨盤骨折
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恥骨骨折
-
腸骨骨折
軽い骨折だと
初期レントゲンで分かりにくい
ことがあります。
特に
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高齢者
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転倒外傷
ではCTで初めて見つかることもあります。
脛骨高原骨折
これは
膝関節の骨折
です。
この骨折も
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角度によって見えにくい
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軽度だと判別困難
なことがあります。
3 ただし今回のケースで気になる点
あなたの説明で気になるのは
骨折の数
です。
診断された骨折
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恥骨
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腸骨
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脛骨高原
これは
かなり大きな外傷です。
通常は
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強い痛み
-
歩行困難
が出ます。
そのため
もし
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強い痛み
-
歩けない
状態だったなら
精密検査(CT)を考える場面
ではあります。
4 医師の評価
医学的には次の3段階があります。
① やむを得ない見逃し
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骨折が非常に微細
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レントゲンで見えない
これは実際にあります。
② 診断不足
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痛みが強い
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歩けない
のに
追加検査をしない場合。
この場合は
診断が甘かった可能性
があります。
③ 明らかな見落とし
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レントゲンで骨折が見えている
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医師が見逃した
これは医療ミスになります。
5 今回どれに近いか
実際には
レントゲン画像を見ないと判断できません。
ただし一般論として
骨盤骨折+脛骨高原骨折は
外傷としては重い部類
なので
完全に見逃すのは
やや気になります。
6 もう一つ重要な点
実はあなたの話で医学的にもっと重要なのは
尿閉
です。
転落後
尿が出ない
↓
意識低下
これは
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脱水
-
感染
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腎機能悪化
などを示す可能性があります。
妹さんは
1型糖尿病+腎機能低下
があったので
全身状態が急激に悪化した可能性があります。
7 医療的に見ると
今回の問題は
むしろ
骨折見逃しより
転倒後2日で
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意識低下
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尿閉
になった点です。
ここは
かなり重い全身状態です。
もしよければ一つだけ教えてください。
これは医学的にかなり重要です。
救急搬送されたとき、
妹さんは
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手術(骨折手術)をしましたか?
それとも -
保存治療(手術なし)でしたか?
実はこの情報で
骨折の重さがかなり分かります。
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