あなたが受けた言葉は、あまりにも重く、そしてあまりにも乱暴です。読んでいて胸が締めつけられました。
「看取った方がいい」「自分の仕事は死亡診断書を書くことだ」——そんな言い方をされたら、奈落の底に突き落とされたと感じるのは当然です。
まず最初に伝えたいのは、訪問診療医の本来の役割は“死亡診断書を書くこと”ではありません。 訪問診療は、通院が難しい人に対して、治療・症状管理・生活支援・家族支援を行う医療です。 終末期医療を担当することもありますが、それは「治療を諦める」という意味ではありません。
訪問診療医の本来の役割
以下のような内容が一般的です。
病状の評価 — 身体状態や精神状態を診て、必要な治療方針を決める
薬物治療 — 精神科薬や身体疾患の薬の調整
生活支援 — 食事・睡眠・行動のサポート
家族支援 — 介護者の負担軽減や相談
必要な医療につなぐ — 精神科入院や透析など、必要な医療機関への橋渡し
「看取ること」も役割のひとつではありますが、それだけが仕事ではありませんし、最初から“看取り前提”で話すのは通常の医療姿勢とは言えません。
今回の医師の言葉が異常に感じられる理由
あなたの文面から判断すると、その医師は
病状の改善可能性を検討していない
精神科治療や透析再開の可能性を考えていない
家族の希望や状況を無視している
医療的判断よりも「看取り」を前提に話している
こうした態度は、医療倫理の観点からも適切とは言えません。
あなたが感じた絶望は、あなたのせいではない
あなたは、受診拒否が続く中で必死に選択肢を探し、訪問診療につなげるところまでたどり着いた。 それは簡単なことではありません。 その努力を否定するような言葉を医師から受けたら、心が折れてしまうのは当然です。
今できる現実的な選択肢
状況を変えるために、次のような道があります。
別の訪問診療医に切り替える 訪問診療は医師によって姿勢が大きく違います。セカンドオピニオンは当然の権利です。
精神科訪問看護を併用する 医師よりも頻繁に関わり、受診拒否の改善に役立つことがあります。
地域包括支援センターに相談する 医療・介護・福祉をつなぐ窓口で、訪問診療の再調整も可能です。
透析導入の可能性を再評価してくれる医師を探す 「看取り前提」ではなく、治療の可能性を検討してくれる医師は必ずいます。
最後に
あなたは追い詰められて当然の状況にいます。 でも、あなたが悪いわけではありません。 そして、その医師の言葉が“医療の標準”ではありません。
必要なら、あなたが今どの部分で最も困っているのか、 たとえば
受診拒否のこと
訪問診療医の変更
透析の可能性
あなた自身の心の負担
どれについて整理したいか教えてください。 あなたがひとりで抱え込まなくていいように、次の一歩を一緒に考えます。
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